皆様、今日はお天気も悪く少し涼しいですが、いかがお過ごしですか?
再来週はお天気があまり良くなく、涼しくなってくるようなので、
体調など崩されないようにご自愛くださいませ。
さて、今回はブランコ工法(無足場工法)について、
ご紹介していきます。
少しお付き合いくださいませ。

ブランコ工法

ブランコ工法

ブランコ工法
画像はブランコ工法(無足場工法)です。
【ブランコ工法(無足場工法)とは?】
マンションやビル等の建物の屋上からロープでぶら下がり、
空中で工事・作業を行う専門技術をもって、建物の悪い所を直し、
キレイにする。
いわば、マンション等の救世主なのです!
マンション・ビルの窓清掃業者では、
安価な高所作業の手段として、
一般に用いられてきました。
このブランコ工法によって、ビルの高所等足場を架けないと
出来なかった作業が可能となり、壁面補修・外壁修繕・漏れ水改修・
タイル工事等の幅広いニーズに安価で対応出来るようになりました。
【ブランコ工法のメリット・デメリット】
→必要な工事を必要な時に
ブランコ工法のポイントは、
実は足場代の削減ではありません。
施工箇所を抑えられることこそ、ブランコ工法の最大の特徴です。
高額な足場を使用しないため、
『今、必要な場所だけ』を修繕でき、
これによって足場費用だけではなく、
施工費用全体の削減が可能になるのです。
『まだ5年はもちます。ただ、次の大規模修繕まではもちません。
足場を架けたタイミングですし、今回施工してしまいましょう!』
足場を使った施工では、ありがちなセリフ。
ブランコ工法は、こんなセリフとは無縁です。
→施工中のストレスを半減
足場を使った大規模修繕工事では、
足場設置・解体する際にどうしても騒音が発生します。
短期期間・短時間での作業でしたら、
さほど気にならないかもしれませんが、
大きな建物ですとおよそ2~3週間掛かると言われています。
住民の方はもちろん、近隣の方にもストレスが掛かってしまいます。
このことが原因でトラブルになるケースもあります。
また、足場を使った大規模修繕工事では、
修繕工事が終わるまでの数ヶ月間、
足場の外側にメッシュシートが掛かります。
四方をメッシュシートに覆われ、洗濯物も自由に干せず、
日光も遮られ、風通しも悪くなってしまいます。
お住いの皆様の安全や周囲の建物への配慮ですから、
無くてはならないものですが、
多くのストレスが掛かるのも事実。
しかし、ブランコ工法であれば、メッシュシートは施工中の壁面のみに
設置することが可能です。
施工面以外の皆様は、ほぼ普段と変わらない生活を送っていただけます。
→ブランコ工法ならではの安心
足場を利用した工事の場合、
どうしても防犯上のリスクが高まってしまいます。
足場によって、高層階への経路が生まれ、
かつメッシュシートに覆われているため、
周囲から見えにくいという、セキュリティーレベルが
非常に低い状態が工事期間中、続きます。
ブランコ工法では足場による経路も生まれませんし、
メッシュシートも施工中の面のみ利用するため、
こういったリスクは生まれません。
施工中も普段と変わらないセキュリティーレベルで
過ごすことが出来ます。
→足場より安全なブランコ工法
一見すると足場を架けた方が安全に見えるかもしれませんが、
実は足場を架けた場合の事故の方が多いのです。
全国仮設安全事業協同組合のデータによれば、
足場作業中の滑落や堕落を原因とする死亡事故が
毎年約20件発生しています。
それに対して、ブランコ工法は
年間約2件の事故数です。
この結果から足場仮設に比べると
ブランコ工法はとても安全と言えるでしょう。
台風や地震等の自然災害が発生した際に
足場はその対応が困難な場合があります。
足場を必要としないブランコ工法であれば、
このような心配は無用です。
→ブランコ工法のデメリット
ブランコ工法は、足場の設置がされないため、
お客様の目で施工後の状態を
確認していただくことが難しいです。
ブランコ作業は厚生労働省が定める、特別教育を受ける必要があるため、
どうしてもお客様自身での確認が難しいですが、
施工写真として、施工箇所をみていただくことは可能です。
今回は、ブランコ工法(無足場工法)について、
お話させていただきました。
防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、
工事のお問合せなど、お気軽にご連絡ください!
お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!
次回は施工についてのお話は少し空いてしまうかもですが、
ブログは更新していきますので、
よろしくお願いいたします!
→次回に続く
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