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月別アーカイブ: 2025年6月

大田区Mビル 外壁改修工事 爆裂 (第3回目)

個人的に梅雨という実感があまりないように思えますが、

皆様はいかがでしょうか。

気温も高い日が続いておりますので、

熱中症にはくれぐれもお気をつけください!

 

 

今回も外壁改修工事(爆裂)について、

ご紹介していきます。

 

防錆プライマー塗布

樹脂モルタル充填

 

画像は防錆プライマー塗布・樹脂モルタル充填です。

 

上記の写真の使用材料について、今回はお話させていただきたいと思います。

【防錆プライマー】

サビの進行を抑え、塗料との接着性を高めるための下塗り材です。

 

鉄は放置すると必ずサビますが、防錆プライマーはサビの進行を抑制します。

既存のサビを完全に除去し、凹凸のない平らな下地を作ってから塗布することで、

効果が最大限に発揮されます。

重度のサビの場合は、サビ表面をサビにくい『不動態膜』に変換したり、

水蒸気を遮断する膜で覆って、湿気を防ぐものもあります。

※不動態膜とは:金属表面に形成される酸化膜

 

防錆プライマーは、塗料と下地金属の接着力を向上させます。

これにより、塗膜が剥がれにくくなり、塗装の耐久性が向上します。

 

防錆プライマーは鉄などの金属を腐食から守る塗料として使用され、

鉄以外の金属への適用も可能です。

用途に適したタイプを選ぶことが重要です。

 

 

【樹脂モルタル】

モルタルに樹脂製性の混和剤を加えて、化学反応で硬化させる材料で、

通常のモルタルに比べ、硬化時間が短く、柔軟性があるためひび割れしにくいです。

床面や壁面補修、下地調整などに使用され、コンクリートやモルタルの補修、

防水工事といった様々な建設用途に用いられます。

エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂など、様々な種類の樹脂が使用されており、

最近では主剤と硬化剤で反応するタイプも存在します。

高密度で強度が高く、防水性や柔軟性も向上してるのが特徴です。

速乾性で工期短縮に繋がると共に、乾燥収縮やひび割れにも追従しやすい特性が

あります。

『メリット』工期短縮、ひび割れ抑制、高い強度と耐久性、防水性、柔軟性です。

 

一方、セメントモルタルより高価で、施工時に臭気が発生したり、

紫外線劣化や可燃性といったデメリットも存在する点に注意が必要です。

『デメリット』高価格、臭気発生、紫外線劣化、可燃性(種類による)、廃棄処理の困難性です。

 

軽量タイプもあり、建物への荷重軽減も期待できます。

さらに、水中でも硬化も可能なタイプがあり、防蝕ライニング用途のも使用可能です。

特に耐食性樹脂を用いたものは、化学プラントや海洋施設といった厳しい環境下での

インフラ保護に最適です。

 

上記のようにここにはこの材料と適切なものを使用し、工事していきます。

今回は防錆プライマー、樹脂モルタル(材料)について、お話させていただきました。

 

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せなど、お気軽にご連絡ください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回も爆裂についてのご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

株式会社三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

大田区Mビル 外壁改修工事 爆裂 (第2回目)

皆様、いよいよ梅雨入りし、ハッキリしないお天気が続いておりますね...

現場も雨だと稼働出来ないことが多いので、

社内では、雨の日でも出来る仕事を考えてやっております!

 

梅雨時期になると雨漏りしている箇所が出て来ますので、

大変!雨漏りしている!となる前に

ご相談くださいませ!

 

 

今回も外壁改修工事(爆裂)について、

ご紹介していきます。

 

ケレン

清掃

 

画像はケレン・清掃です。

 

『爆裂』は、下地補修工事に含まれています。

前回、爆裂についてお話いたしましたので、

今回は、下地補修工事について少しお話させていただきます!

 

【下地補修工事とは?】

建物の塗装や防水工事などの前に、下地の劣化や損傷部分を比較的小規模に

修繕する工事です。

下地補修工事をすることで

塗装や防水工事の仕上がりを良くし、建物の耐久性向上、美観の回復を図ります。

雨水の侵入を防ぎ、鉄筋腐食を抑制する効果も期待出来ます。

ひび割れや欠損などを補修することで、塗料の耐久性・機能性を向上させます。

下地補修を怠ると、塗膜の耐久性が低下し、再修繕が必要となり費用が

膨らむ可能性があります。

雨漏りや建物の劣化、外観の美観損失などの問題も発生するリスクがあります。

建物の寿命(耐久性)を大きく左右する重要な要素であると言えるでしょう。

 

下地補修の対象となる劣化症状として、

ひび割れ、モルタルの浮き、鉄筋の爆裂、コンクリートの欠損などがあります。

塗膜剥離、タイルの剥がれなども含まれます。

0.3mm以上の幅のひび割れは、雨水の侵入や鉄筋のサビにつながる可能性が高いため、

特に注意が必要です。

 

作業内容は亀裂や凹凸、ピンホール(小さな穴)、欠損部を削り取ったり埋めたりします。

補修材としては、ポリマーセメントモルタル、エポキシ樹脂などを使用します。

ひび割れには、注入工法(エポキシ樹脂を注入)などが用いられます。

 

どの工事も重要ですが、下地補修工事はとても重要な工事と言えます。

 

今回は下地補修工事の重要性をお話させていただきました。

 

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せなど、お気軽にご連絡ください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回も爆裂についてのご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

株式会社三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955