こんにちは
梅雨も明け、いよいよ本格的な夏が始まりましたね
連休明けで体がだるく感じる方も多いかと思いますが、
無理せず体調管理をしてくださいね
連日の暑さも厳しいので、熱中症にも気をつけてお過ごしください
先日、部長と一緒に
シーカ・ジャパンの【ハイドログラウト研究会第14回注入施工技術者認定講習会】に
参加してきました
初めは座学をやり、施工方法の実技、認定試験という流れで、半日で終了!
当日、座学で得たことや実技の様子などをお話したいと思います
シーカ・ジャパンの止水材は、疎水性と親水性の2種類のみで、
疎水性が2液のハイドログラウトA(ハイドログラウト90)、
親水性が1液のハイドログラウトLです
ハイドログラウトA(水で発砲)は、構造物のクラック・シール止水に使用。
ハイドログラウトL(水で白濁、ゲル状に硬化)は、湧水などの大量な漏水に使用。
ハイドログラウトA
(水道施設の技術的基準を定める省令(厚生省令第15号)の侵出試験に適合)
材料の特徴として、水と反応することで炭酸ガスを発生させ、
微細な空隙にも浸透し、高強度で止水性の高い壁を形成します
留意点としては、長時間空気中に放置しておくと空気中の水分と化学反応をおこし、
注入器具類の詰まりの原因となり発砲倍率は汎用型約20倍です
注入された材料は、水と反応することで炭酸ガスを発生し、微細な空隙にも浸透し、
高強度で止水性の高い固結体止水層を形成、耐アルカリ性に優れています
肉やせなどの心配がなく、長期耐久性や接着性にも優れています!
ハイドログラウトL
(土壌汚染などの技術的基準を定める省令(環境庁告示18号)の溶出試験項目及び基準値に適合)
材料の特徴として、大量の水をゲル化(固体化)させることが出来ますが
疎水性と異なり、半永久的な止水効果はありません
(一時的な止水性能が重視される)
発砲や界面活性作用(体積膨潤)により、地盤などのクラック空隙に良く浸透し、
土粒子などと強固に接着するため優れた安定化効果が得られます
土粒子の安定化効果は一時的なもので、地盤強化などの用途には使用出来ず
用途上、土壌に樹脂が充される場合があるが、土壌汚染への影響は認められていません
✅配合=溶剤&重金属を配合していません。
✅土壌汚染などの技術的基準を定める省令の侵出試験方法による試験項目及び基準値に合格している。
✅地下構造物における止水工事で土壌汚染の心配はありません。
✅給水膨潤による体積膨張が発生する。
✅発布倍率は疎水性止水剤と比較して低い。
✅水に良く、分散して反応し、その樹脂は急速に含水、体積膨張してゴム弾性ゲルを形成。
✅地盤などのクラック、空隙に良く浸透し、土粒子など強固に接着するため優れた安定化効果を発揮。
注意点としては、アルカリに弱い。(コンクリートクラックへの注入には不適)
高濃度で注入する場合は、膨張圧を考慮し、注入量及び注入圧を調整。
地盤強化の効果はなく、水分と触れていないと収縮します
上記の内容を座学で伺いました

こちらの写真はハイドログラウトA(疎水性止水材)を使用し、
実技をしているところです
クラック箇所確認→穿孔→注入用プラグ設置→注入
初めてやりましたが、上出来です
実技が終わってからは、認定試験を受けて終了。
朝早かったので、座学中何度も寝そうになりました
笑
半日でしたが、止水工事についてとても分かり易く教えていただきましたので、
頭にスイスイ入ってきました
実技を教えていただいた講師の方も丁寧でとても良かったです!
今後も積極的に資格取得に取り組み、技術力を高めながら、
会社全体の成長につなげていけるよう精進してまいります
これからも、そんな私たち三景をどうぞよろしくお願いいたします!
今後も講習や資格取得の様子を随時アップしていきますので、ぜひご覧ください
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