皆様、4月も下旬を向かえ、もう少しでGWですね!
ご旅行やお出掛け、BBQなど楽しいイベントが控えている方も
多いのではないでしょうか?
ケガ無く、安全に楽しんでくださいね!
今回からは水切り金物設置について、ご紹介していきます。

施工前

レーザー墨出し

水切り金物設置
画像は施工前・レーザー墨出し・水切り金物設置です。
さて、今までの工事は何となくタイトル名でお分かりになるような
感じだったかと思いますが、今回の水切り金物設置って?
と疑問に思われたかと思います。
実際、私もこの業界に携わって日が浅いため、
疑問に思うことや業界用語など、頭の中は常にはてなでいっぱいです笑
そのため、知識がない方でも見易く、分かり易いように
ブログを書くように心掛けております。
【水切り金物とは?】
防水層の上部に『あご』がない場合、
『あご』があっても水切りがない場合に設置することで、
水切りを作ることが出来る、後付けの金物です。
・水切りがない場合のシート防水・アスファルト防水の
押え金物の上部、または塗膜防水の上部にコンクリートプラグや
弾性マスチック接着剤などで取り付けます。
・通常、水切り金物の上部にもシーリング材を施工します。
このシーリング材をウレタン系シーリング材で施工すると
紫外線などの影響で早期に劣化しますので、
変成シリコン系シーリング材で施工します。
・コンクリートプラグを使用する際は、コンクリートやモルタルの
角部に近づければ、それらを割ってしまう可能性がありますので
注意が必要です。
【あごとは?】
防水層端末に水が行かないように、壁面や屋上のパラペット上部に
付いた出っ張りです。
・通常、雨水はあごがあっても、表面張力が手伝って、
あご下の水平部分を伝って、防水層の端末に到達します。
よって、完全に雨水が行かなくするため、水切りを付けます。
・防水上、非常に重要な箇所であるので、納まり具合を
十分に考えて施工されます。
【パラペットとは?】
建物の屋上やルーフバルコニーなどの端部に
突き出た立上り部のことです。
胸壁・扶壁ともいいます。
・これによって屋上が『お皿』のようになり、外壁へ雨水が
垂れるのを防ぐことが出来ます。
・パラペット上部を300mm~400mm巾程度で平らにしている場合も
外壁に雨水が行かないように内側へ傾斜が付いています。
【レーザー墨出しとは?】
レーザー墨出し器を用いて、壁や天井、床に水平や垂直の
基準線を(墨)を出して、墨付け(印付け)を行う作業です。
防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、
工事のお問合せもお気軽にご連絡ください!
お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!
次回もまた水切り金物のご紹介をしていきます。
→次回に続く
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