オフィシャルブログ

千代田区K館 水切り金物設置 (第2回目)

皆様、GWはいかがお過ごしになられましたでしょうか?

私はGWは何処も混んでいるので、

大人しく地元で飲みに行ったり、BBQをしたりと

ゆっくり過ごしました!

 

 

今回も水切り金物設置について、ご紹介していきます。

 

バックアップ材設置

プライマー塗布

へら押え

バックアップ材撤去

 

画像はバックアップ材設置・プライマー塗布・へら押え・バックアップ材撤去です。

 

さて、前回は水切り金物設置について、

少しご紹介させていただきました。

上記の施工写真にバックアップ材と記載がございますが、

そもそもバックアップ材って何?と思われませんでしたか?

今回はバックアップ材について、お話していきますので、

最後までお付き合いくださいませ!

 

【バックアップ材とは?】

建築工事の際に外壁面の目地として使用する

ポリエチレン発泡体のことで、

シーリング材を目地として設置する際に役立つパーツです。

 

バックアップ材の目的としては、

・目地に入れるシーリング材の三面接着を回避

・シーリング材の充填深さの調整

・目地底の形成などに使用する資材

 

多種多様な素材がありますが、

『発砲ポリエチレンフォーム』は

その中でも一般的に使われている素材の1つになっています。

 

※発砲ポリエチレンフォームとは?

ポリエチレン樹脂を原料として作られた発泡体で

軽量で耐久性があり、様々な用途に使用されます。

 

※発砲ポリエチレンフォームを使用する理由は

バックアップ材の素材として使われるには様々な条件を

クリアしていないと採用することは出来ません。

 

 

優れている点は

①シーリング材と接着しない

シーリング材の本来の役目は柔軟な伸び縮みでスキマを

埋めることです。

ですが、接着し易い素材を入れてしまうと伸び縮み出来ずに

効果が半減してしまいます。

ポリエチレンは接着しにくく、

シーリング材と相性がいい素材です。

 

②軽量で持ち運びし易い

バックアップ材を使用する場所として、

足場をつたって高所での作業だったり、側面や裏面などの

細かな箇所が多いです。

そこで、軽くて取り扱い易く、持ち運びし易いものが好まれます。

ポリエチレンの内部には、多くの気泡が含まれているので、

軽量で加工し易い素材となっています。

 

③クッション性・復元力がある

目地のスキマに素材をつめて使用するのが

バックアップ材の使用方法です。

クッション性があることで目地に詰め易くなり、

詰めた後は元に戻る復元能力でスキマに固定され、

抜け落ちない、そんな素材が重宝されます。

ポリエチレンフォームは程よいクッション性と

素早い復元力を持つので現場で使われています。

 

④耐久性がある

バックアップ材の使用場所は屋外のことも多く、

雨や雪ですぐに朽ち果ててしまうような素材では問題外です。

耐久性があり、雨や雪でもものともせず

表面のシーリング材を支える素材が必要です。

ポリエチレンは独立気泡の構造をしており、

水を通しにくい特徴をもつ素材ですので

バックアップ材としてよく使われています。

 

以上の4つの条件をクリアしているのが、

『発砲ポリエチレンフォーム』です。

 

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せなど、お気軽にご連絡ください!

 

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回もまた水切り金物のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

株式会社三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955