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日別アーカイブ: 2025年8月6日

大田区Mビル 外壁改修工事 塗膜脆弱 (第2回目)

皆様、毎日猛暑が続いておりますね...

熱中症にはくれぐれもお気をつけて、お過ごしください!

 

今回も外壁改修工事(塗膜脆弱)について、

ご紹介していきます。

 

ケレン・清掃

下地調整材充填・成形

 

画像はケレン・清掃・下地調整材充填・成形です。

 

下地調整材は建物の内外装など、仕上げ工事前に下地面の凹凸を補修・平滑にし、

仕上げ材の密着や美しい仕上がりを確保するための材料です。

塗装や防水、左官仕上げなどの仕上げ工事を行う際に、下地の凹凸や段差を埋めたり、

平滑に整えたりして施工の基礎を作る材料です。

これにより、仕上げ塗材や防水材の密着性を向上させ、

はがれや割れのリスクを軽減します。

たとえば、モルタル塗りを用いて平面を作る作業が典型的です。

 

日本工業規格「JIS A 6916」により、

下地調整塗材は以下の5つの種類に分類されています。

・セメント系下地調整材1種(C-1):薄付け材(0.5mm~1mm程度)、吹付・コテ塗り・

刷毛塗りで施工

・セメント系下地調整塗材2種(C-2):薄塗り材(1mm~3mm程度)、コテ塗り

・合成樹脂エマルション系下地調整塗材(E):フィラー的役割を果たし、

0.5mm~1mm程度、吹付・ローラー塗りで施工

・セメント系下地調整厚塗材1種(CM-1)・2種(CM-2):厚塗り材(3mm~10mm程度)、

コテ塗り・吹付け施工

これらの種類は、使用する部位や目的(薄付けや厚付け、平滑化、凹凸補修など)に

よって使い分けられます。

 

下地の欠損やヒビ割れがある場合は、下地調整材を使用して修復・平滑化を行います。

特にモルタルやコンクリートの場合、ポリマーセメントモルタルやカチオン特性を

加えた樹脂モルタルが使われることもあります。

施工は吹き付けやコテ塗り、ローラー塗りなど用途に応じて異なり、適正な厚みを

確保しながら施工します。

 

【下地調整材】

セメント系

セメントを主成分とするもので、硬化後は強度が高くなる。

水分や空気に対する耐性も高いが、乾燥に時間がかかる。

 

モルタル系

セメントに砂や水を混ぜたもので、硬化後は強度が高くなる。

水分や空気に対する耐性も高いが、乾燥に時間がかかる。

 

パテ系

合成樹脂やセルロースなどを主成分とするもので、硬化後は柔軟性がある。

水分や空気に対する耐性は低いが、乾燥が早い。

 

ペースト系

合成樹脂やセルロースなどを主成分とするもので、硬化後は柔軟性がある。

水分や空気に対する耐性は低いが、乾燥が早い。

 

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せなど、お気軽にご連絡ください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回も塗膜脆弱についてのご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

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