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カテゴリー別アーカイブ: 日記

お花見に行きました

こんにちはkira01.gif

最近は、晴れたり急に雨が降ったりと、不安定なお天気が続いていますねame02.gif

朝は少し肌寒かったのに、昼間は夏のような日差しでびっくりkao29.gif

着る服にも悩んでしまいます、、dokuro.gif

 

先月、友人と上野公園にお花見に行ってきましたhana05.gif

少し時期が早かったので満開とまではいきませんでしたが、

それでも十分に桜の美しさを楽しむことができましたicon_razz.gif

人も思ったほど多くなかったのでゆっくりと過ごせましたyotuba.gif

 

 

場所を移動してカフェでも時間を忘れて

3~4時間ぐらいノンストップでお喋りしましたbikkuri02.gif

注文した1ℓのメガアイスカフェラテの量が思ったよりも多くて飲むのが大変でしたkao-a10.gif

 

 

たまにはこうやって友人と会って息抜きする時間は大切ですねheart02.gif

たくさん笑ってとてもリフレッシュになりましたusagi.gif

 

ホームページをリニューアルしてから、多くの方にご覧いただけているようで、

施工のご依頼やお問い合わせを以前より多くいただくようになりましたbikkuri01.gif

 

こうしてご縁をいただけることが本当に嬉しく、スタッフ一同励みになっておりますheart04.gif


住まいのことで気になる点やお困りごとがありましたら、

どうぞお気軽にご相談くださいkeitai05.gif

 

株式会社三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

 

千代田区K館 水切り金物設置 (第2回目)

皆様、GWはいかがお過ごしになられましたでしょうか?

私はGWは何処も混んでいるので、

大人しく地元で飲みに行ったり、BBQをしたりと

ゆっくり過ごしました!

 

 

今回も水切り金物設置について、ご紹介していきます。

 

バックアップ材設置

プライマー塗布

へら押え

バックアップ材撤去

 

画像はバックアップ材設置・プライマー塗布・へら押え・バックアップ材撤去です。

 

さて、前回は水切り金物設置について、

少しご紹介させていただきました。

上記の施工写真にバックアップ材と記載がございますが、

そもそもバックアップ材って何?と思われませんでしたか?

今回はバックアップ材について、お話していきますので、

最後までお付き合いくださいませ!

 

【バックアップ材とは?】

建築工事の際に外壁面の目地として使用する

ポリエチレン発泡体のことで、

シーリング材を目地として設置する際に役立つパーツです。

 

バックアップ材の目的としては、

・目地に入れるシーリング材の三面接着を回避

・シーリング材の充填深さの調整

・目地底の形成などに使用する資材

 

多種多様な素材がありますが、

『発砲ポリエチレンフォーム』は

その中でも一般的に使われている素材の1つになっています。

 

※発砲ポリエチレンフォームとは?

ポリエチレン樹脂を原料として作られた発泡体で

軽量で耐久性があり、様々な用途に使用されます。

 

※発砲ポリエチレンフォームを使用する理由は

バックアップ材の素材として使われるには様々な条件を

クリアしていないと採用することは出来ません。

 

 

優れている点は

①シーリング材と接着しない

シーリング材の本来の役目は柔軟な伸び縮みでスキマを

埋めることです。

ですが、接着し易い素材を入れてしまうと伸び縮み出来ずに

効果が半減してしまいます。

ポリエチレンは接着しにくく、

シーリング材と相性がいい素材です。

 

②軽量で持ち運びし易い

バックアップ材を使用する場所として、

足場をつたって高所での作業だったり、側面や裏面などの

細かな箇所が多いです。

そこで、軽くて取り扱い易く、持ち運びし易いものが好まれます。

ポリエチレンの内部には、多くの気泡が含まれているので、

軽量で加工し易い素材となっています。

 

③クッション性・復元力がある

目地のスキマに素材をつめて使用するのが

バックアップ材の使用方法です。

クッション性があることで目地に詰め易くなり、

詰めた後は元に戻る復元能力でスキマに固定され、

抜け落ちない、そんな素材が重宝されます。

ポリエチレンフォームは程よいクッション性と

素早い復元力を持つので現場で使われています。

 

④耐久性がある

バックアップ材の使用場所は屋外のことも多く、

雨や雪ですぐに朽ち果ててしまうような素材では問題外です。

耐久性があり、雨や雪でもものともせず

表面のシーリング材を支える素材が必要です。

ポリエチレンは独立気泡の構造をしており、

水を通しにくい特徴をもつ素材ですので

バックアップ材としてよく使われています。

 

以上の4つの条件をクリアしているのが、

『発砲ポリエチレンフォーム』です。

 

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せなど、お気軽にご連絡ください!

 

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回もまた水切り金物のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

株式会社三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

千代田区K館 水切り金物設置 (第1回目)

皆様、4月も下旬を向かえ、もう少しでGWですね!

ご旅行やお出掛け、BBQなど楽しいイベントが控えている方も

多いのではないでしょうか?

ケガ無く、安全に楽しんでくださいね!

 

今回からは水切り金物設置について、ご紹介していきます。

 

施工前

レーザー墨出し

水切り金物設置

 

画像は施工前・レーザー墨出し・水切り金物設置です。

 

さて、今までの工事は何となくタイトル名でお分かりになるような

感じだったかと思いますが、今回の水切り金物設置って?

と疑問に思われたかと思います。

実際、私もこの業界に携わって日が浅いため、

疑問に思うことや業界用語など、頭の中は常にはてなでいっぱいです笑

そのため、知識がない方でも見易く、分かり易いように

ブログを書くように心掛けております。

 

【水切り金物とは?】

防水層の上部に『あご』がない場合、

『あご』があっても水切りがない場合に設置することで、

水切りを作ることが出来る、後付けの金物です。

 

・水切りがない場合のシート防水・アスファルト防水の

押え金物の上部、または塗膜防水の上部にコンクリートプラグや

弾性マスチック接着剤などで取り付けます。

・通常、水切り金物の上部にもシーリング材を施工します。

このシーリング材をウレタン系シーリング材で施工すると

紫外線などの影響で早期に劣化しますので、

変成シリコン系シーリング材で施工します。

・コンクリートプラグを使用する際は、コンクリートやモルタルの

角部に近づければ、それらを割ってしまう可能性がありますので

注意が必要です。

 

【あごとは?】

防水層端末に水が行かないように、壁面や屋上のパラペット上部に

付いた出っ張りです。

 

・通常、雨水はあごがあっても、表面張力が手伝って、

あご下の水平部分を伝って、防水層の端末に到達します。

よって、完全に雨水が行かなくするため、水切りを付けます。

・防水上、非常に重要な箇所であるので、納まり具合を

十分に考えて施工されます。

 

【パラペットとは?】

建物の屋上やルーフバルコニーなどの端部に

突き出た立上り部のことです。

胸壁・扶壁ともいいます。

 

・これによって屋上が『お皿』のようになり、外壁へ雨水が

垂れるのを防ぐことが出来ます。

・パラペット上部を300mm~400mm巾程度で平らにしている場合も

外壁に雨水が行かないように内側へ傾斜が付いています。

 

【レーザー墨出しとは?】

レーザー墨出し器を用いて、壁や天井、床に水平や垂直の

基準線を(墨)を出して、墨付け(印付け)を行う作業です。

 

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せもお気軽にご連絡ください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回もまた水切り金物のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

ホームページがリニューアルされてから最初の投稿です!                        千代田区K館 止水工事 (第3回目)

皆様、ご無沙汰をしております!

HPがリニューアルされている間、投稿が出来なかったため、

だいぶ間が空いてしまいました汗

4月から新生活を始められた方や新たな挑戦をしている方もいらっしゃるかと思います。

当社も4月から新たな取り組みを行って、

より良い会社にしていけるよう努めて参ります!

 

今回も前回の続きの止水工事をご紹介をしていきます。

 

止水状況

止水状況

施工完了

 

画像は止水状況・施工完了です。

 

さて、止水工事についてお話させていただいておりましたが、

そもそも防水工事と止水工事って何が違うの?

と疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、

お話いたします!

 

【防水工事とは?】

防水工事の目的は、水に強い建物を作ることです。

建物の外側に防水層を作ることで降雨水を遮断し、

漏水を防ぐ工事になります。

漏水が起こる前に対処するという視点が基本です。

また、一般的には建築工事に付随する工事として行われます。

 

【止水工事とは?】

止水工事は文字通り漏水を止めることです。

漏水が起きている部分を施工します。

そのため、漏水を未然に防ぐ防水工事とは

根本的な違いがあります。

また、防水工事が建物の外側を施工するのに対し、

止水工事では建物の内側を対象として、

水の出口に栓をするイメージです。

ただ、水が入り込むことを防ぐために

外側の侵入口に施工するケースもあります。

 

防水工事では

ウレタン防水・塩ビシート防水を含む多くの工法を活用でき、

屋根やベランダなどの多くの箇所に対応しています。

止水工事においても

ハイドログラウトAを使用しました、高圧注入止水工法など

様々な工法で幅広く対応して参りました。

 

 

防水工事と止水工事では特徴が異なりますが、

弊社ではいずれにも対応しております!

 

防水・塗装・雨漏り・外壁補修など、

工事のお問合せもお気軽にご連絡ください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、改善出来ればと思います!

 

 

次回また、ご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームページをリニューアルしました。

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今後ともよろしくお願いいたします。

千代田区K館 止水工事 (第2回目)

皆様、3月も半ばを過ぎ、あっという間に下旬を向かえました!

もう少ししたら、桜も咲き始めますね!

 

今回も止水工事のご紹介をしていきます。

 

清掃

清掃

ショットプラグ設置

ショットプラグ設置

高圧止水注入

高圧止水注入

 

画像は清掃・ショットプラグ設置・高圧止水注入です。

 

さて、止水工事の工法が難しいと先日お伝えさせていただきましたが、

工法がいくつかございますので、ご紹介していきます。

 

【表面防水材塗布工法】

将来の漏水に対して、備えることが出来る。

しかし、漏水がコンクリートから発生すると

防水塗布材に水が溜まり膨張してしまう。

 

【漏水箇所Vカット止水材埋め込み工法】

漏水箇所をVカットにし、低圧縮強度の止水材を用いて保守を行う。

ただし、長期的な止水には向いていないため、

漏水量が少ない場合に用いられる。

 

【導入管工法】

漏水量が多い場合に用いられる工法で、

導水管埋め込み、排水路へ導く。

コンクリートの石灰成分が導水管内部に付着すると

導水性は下がり、漏水が再発する場合がある。

 

【漏水箇所注入工法】

削孔穴を漏水箇所に設け、機械で注入剤を打ち込む工法で、

一般的にはアクリル樹脂やウレタン樹脂などが用いられる。

無機系セメント材や高炉スラグ材が使用される場合もある。

 

【背面注入工法】

穴を躯体に開け、注入剤をコンクリート壁の内部に打ち込む工法で、

地下水の圧力によって、注入剤が欠陥部に入り込むので、

躯体に無理な力がかからないのが特徴。

材料は微粒子高炉スラグ材を用いるのが、適している。

 

このようなに複数な施工方法で止水工事を行っていきます。

 

今回の工法は高圧注入止水工法で

弊社にはハイドログラウト研究会の技術認定を受けた職人がおり、

完成度の高い防止水工法を完成させることが出来ます。

疎水性止水材『ハイドログラウトA』

加水反応型の一液発砲ウレタン系注入材を使用し、

施工を行いました。

 

ハイドログラウト研究会とは?

 

都市機能の高度化、複雑化にともない、

大深度での会社資本整備が進んでいます。

このため構造物における防止水システムには、

より高度な技術が求められています。

対して、従来からコンクリート構造物の打継部・クラックなどの

漏水対策として、各種の処理方法が採用されてきましたが、

十分に満足出来るものではありませんでした。

また、構造物の耐久性という側面からも、

多くの課題を残していたともいえるでしょう。

『ハイドロ グラウト システム』

最大の特徴は打継部・クラックに対する防止水工法で、

構造物に殆ど傷をつけることなく、また高い防止水技術を

有する施工者に頼ることなく、

完成度の高い防止水工法を完成させることにあります。

更に注入剤である『ハイドログラウトA』は

水に反応し物性発現するが、水に溶けない一液性で

耐久性持続し、非常に信頼性の高い注入剤です。

当に『ハイドロ グラウト システム』は、

工法・施工機器・注入剤が一体となった、

理想的な省力化、省人化システムです。

但し、この優れた三位一体のシステムを広く認知していただくための

活動はもとより、

機能を最大限に発揮するための、

本技術に精通し品質を維持、

発揮するための人材の育成やニーズに応える用途開発への取り組みが、

極めて重要、そこで

『ハイドログラウト研究会』が発足することなりました。

 

こうしてより高い技術で施工を行っていきたいという思いから、

当社は職人に資格取得支援もしております。

多種多様の技術を身につけたい方がいましたら、

ぜひ、当社で働きませんか?

求人ページもございますので、ご連絡ください!

 

工事のお問合せもお気軽にお問い合わせください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

 

 

次回も止水工事(第3回目)のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

千代田区K館 止水工事 (第1回目)

皆様、今回は何の工事か悩み中でしたが、

最近、止水工事の案件が多いので、

今回から止水工事のご紹介をしていきます!

 

施工前

施工前

シーリング撤去

シーリング撤去

穿孔

穿孔

 

 

画像は施工前・シーリング撤去・穿孔(穴をあけること。また、そのあけた穴)です。

 

防水工事と止水工事、両方とも水を止める工事ですが、

大きな違いがあります。

防水工事は一般的に建物の外側に防水層を作って、

水を止めるのに対して、

止水工事は水の出口、すなわち内側に施工をして、

水が出てきている口に栓をするイメージです。

場合によっては水が入らないように、

外側の侵入口に施工することもあります。

雨漏りがしているが、外側からどうしても施工が出来ない・

地下の漏水・浴室や厨房の漏水や御施主様の希望で工事予算や

工期の圧縮などの際に施工することが多い工法です。

良いこと尽くめのように思える止水工事ですが、

一つ疑問が出て来ます。

なぜ、

防水工事業者は多いのに止水工事を施工する会社は少ないのか?

それは建物の構造のコンクリートの性質などの知識が豊富で、

かつて土木の知識も必要となり、

ある程度の経験も無いと失敗する可能性が大きい

非常に難しい工法だからなのです。

 

当社は止水工事の経験豊富な職人が多数おります。

そのため、上記のような懸念点は払拭出来るかと思います!

最近、止水工事の案件が多いのも

当社の技術をお客様が評価してくださったと確信しております!

防水工事も止水工事も当社にお任せください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

お気軽にいつでもお問い合わせください!

 

 

次回も止水工事(第2回目)のご紹介をしていきます。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

港区Eビル バルコニー防水工事 (第3回目)

皆様、あっという間にもう3月ですね!

3月は卒業や引っ越し・入学・就職など、

忙しい月ですよね!

おかげさまで弊社の職人さんも現場が忙しく、

毎日頑張って、お仕事しています!

 

さて、今回もバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

 

ウレタン1層目

ウレタン1層目

ウレタン2層目

ウレタン2層目

トップコート塗布

トップコート塗布

施工後

施工後

 

 

画像はウレタン1層目・ウレタン2層目・トップコート塗布・施工後

です。

 

ウレタン防水には様々な工法がありますが、

今回は採用されることの多い2つの工法をピックアップして、

ご紹介いたします。

 

【密着工法】

ウレタン防水の密着工法とは、さまざまな下地に施工可能なことが特徴です。

下地にウレタン防水樹脂材を塗布し、上にメッシュ補強布を貼ります。

一定の厚みになるまでウレタン樹脂材を何層にも塗り重ね、

最後に仕上げのトップコートを塗布するため、

施工性が高く、工期が短いことや他の工法に比べて、

単価が安価なのもメリットです。

液体のため塗りやすく継ぎ目のない防水層が出来ることや

他の防水材の上から塗ることが可能な点も大きなメリットです。

 

大きなデメリットはありませんが、

手作業で塗膜を作るため技術力が求められます。

手作業のため、施工経験が少ない職人さんが施工を行うと

膜厚が均一ではないことがあります。

また、乾燥に時間がかかるため、

マンションやアパートの廊下、階段など人の行き来が多い場所には

向いていません。

 

密着工法が向いている施工箇所は、

【ベランダやバルコニー】は、日常的に雨や紫外線にさらされるため、防水性能が特に求められます。複雑な形状や狭いスペースにも対応できるため、施工面にシームレスに密着し、水の侵入を効果的に防ぎます。また、施工後のメンテナンスが容易で、表面が平滑になるため、見た目にも美しい仕上がりが得られます。

【屋上】は、広範囲で防水が必要な箇所です。接着力が高く、下地の動きに追随するため、広い面積でも防水層にひび割れが生じにくいという特長があります。また、他の防水工法と比較して軽量であるため、建物への負担が少ないです。

【プールや水槽】は、常に水に接しているため、防水性能が非常に重要です。水に対する耐久性が高く、長期間にわたり水漏れを防ぐことができます。さらに、複雑な形状の施工箇所にも柔軟に対応でき、継ぎ目のない一体化した防水層を作ることができます。

【既存の防水層】は、剥がさずに施工できるため、改修工事に適しています。既存の防水層に直接塗布することで、防水性能を向上させ、施工時間とコストを削減できます。施工中の騒音や粉塵が少ないため、居住者への負担も少なくて済みます。

 

もう一つの工法は、

【通気緩衝工法】

主に防水工事で使用される工法の一つで、

建物の下地と防水層の間に通気層を設けることで、

湿気や水蒸気の膨れを防ぐ施工方法です。

下地の湿気が防水層に影響を及ぼすのを防ぐため、

特に屋上防水などの施工で効果的とされています。

大型建築物や湿気の多い環境で特に用いられ、

マンションやビルの屋上防水に広く採用されています。

この工法を採用することで、長期的な防水効果を実現し、

修繕コストを抑えることが可能です。

主に既存下地がコンクリートの場合に採用されます。

ウレタン防水に通気緩衝シートと呼ばれる通気性能のあるシートと脱気筒を使用する工法です。

既存下地がコンクリートの場合、

躯体に水分が染み込んでいることがあります。

躯体に染み込んでいる防水層内部の水分は、

太陽光などで蒸発して蒸気を生み出します。

このように防水層内部で発生した蒸気を逃すシステムがなければ、

防水層に膨れが生じてしまうリスクが高いです。

防水層内部で発生した蒸気を通気緩衝シートと脱気筒の働きにより、

外部に逃します。

そのため、下地がコンクリートの場合や下地の水分を

完全に除去することが難しい場所に対しては、

通気緩衝工法が採用されます。

既存防水層の上からでも施工できることがメリットです。

既存防水層を撤去することなく、

上からウレタン防水材を塗ることが可能です。

通気緩衝シートと脱気筒を設置することにより、

防水層内部に発生する蒸気を外部に逃すことが出来ます。

そのため、水分が含まれている下地に対しても施工可能で、

内部で水分が蒸発することにより、

発生し易い膨れやひび割れのリスクも軽減します。

 

ウレタン防水の通気緩衝工法は、非常に難易度の高い工事です。
そのため、経験や知識が豊富な防水工事業者でなければ、

対応が出来ません。

作業工程も多いため、同じウレタン防水でも密着工法に比べて、

工期も長くなります。

ウレタン防水工事の完成度は、職人さんの技術に依存します。

材料を混ぜるところから職人さんが現場で行い、

防水層の厚さや均等に塗れているかどうかも

職人さんの腕次第となります。

 

通気緩衝工法が向いている施工箇所は、

【下地に湿気が多い建物】は、下地に溜まった湿気を通気層を介して逃がしながら防水層を形成する点です。

【屋上や広い平面を持つ建物】は、下地が大きく膨張・収縮するため、防水層に負担がかかりやすいです。このような広い平面での使用にも適しています。

【老朽化した建物】は、下地が劣化している場合があります。下地の状態に左右されにくく、劣化が進んだ建物でも高い防水性能を発揮します。

【複雑な形状を持つ建物】は、ウレタン防水は液状で塗布するため、複雑な形状の建物や細部の施工が必要な箇所にも適しています。この特性を活かして幅広い場所で施工が可能です。

 

防水の工法を2つご紹介させていただきました。

 

弊社は高い技術を持っている職人が多く在籍しております。

防水のことならお任せください!

お客様の疑問やご不安点などをお話しして、

改善出来ればと思います!

お気軽にいつでもお問い合わせください!

 

次回は何の工事をご紹介していくか実は悩み中です笑

ですが来週も更新いたしますので、楽しみにお待ちください!

→次回に続く

 

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港区Eビル バルコニー防水工事 (第2回目)

皆様、2月もそろそろ終わりですが、

寒い日が続いていると思ったら、昨日から暖かくなってきてますね。

来週はお天気が悪く、また気温が下がるようで…

寒暖差で体調崩されないように気をつけてください!

 

さて、今回もバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

ケレン

ケレン

清掃

清掃

プライマー塗布

プライマー塗布

 

画像はケレン・清掃・プライマー塗布です。

 

以前より、施工内容のケレンや清掃、プライマー塗布などのお話させていただいておりましたので、

今回は防水の種類をお伝えいたします。

 

【シート防水】

ゴムや塩ビの防水シートを素地に敷設し、防水層とします。

防水層を形成するため、乾燥の必要がありません。

比較的安価で、広い場所でもムラなくスピーディに

施工することが出来ます。

以下でご説明しますウレタン防水やFRP防水のように

塗膜を乾燥させる必要がないため、

人の出入りが多い場所でも便利です。

 

【ゴムシート防水】

適した場所:陸屋根や屋上

耐用年数:10年~15年

ゴム製シートの下地に貼り付け施工します。

上からシンダーコンクリート(押さえコンクリート)を

施工されて伸縮目地が設けられる場合が多く、

現在はほとんど使用されなくなっています。

 

【塩ビシート防水】

適した場所:陸屋根やベランダ・バルコニー

耐用年数:10年~20年

塩ビ(塩化ビニール)製でゴム製シートよりも

やや厚く紫外線や熱に強いため耐用年数が長いです。

ディスクを用いた機械固定方式が主流となっています。

近年マンションの外廊下などには、

防滑加工された長尺シートが使われることもあります。

 

【ウレタン防水】

ウレタン樹脂を塗り広げ、乾燥させることで、

厚さ2~3mmほどの防水層を造ります。

塗料を塗り広げるように防水層を形成出来るので、

複雑な形状の側溝・立上り部でも施工がし易いのが特徴です。

弾性があり、広い場所に施工しても、

建物の動きに追従出来ます。

施工の際には、乾燥時間が長いのが難点です。

適した場所:ベランダ・バルコニー・屋上

耐用年数:10~15年

 

【FRP防水】

FRPとは?

繊維強化プラスチックのことで、

ガラス繊維シートと樹脂を重ねていくことで、

防水層を形成します。

FRPは浴槽や貯水槽などにも使われる硬くて、

防水性に優れた素材です。

樹脂を塗布するのでウレタン防水同様、

複雑な形状でも施工が出来ます。

しかし、硬い防水層のため、

木造住宅の屋上などでは、建物の動きに追従出来ず、

ひび割れてしまう恐れがあるため、向いていません。

適した場所:ベランダ・バルコニー

耐用年数:12年~20年

 

【アスファルト防水】

アスファルトと合成繊維で作られたシートを貼り重ねることで

防水層を作る方法です。

古くから存在する方法で防水性も高く、

RC造(鉄筋とコンクリートを組み合わせて建築する工法です)のビルや

マンションの陸屋根などに用いられることが多い工法です。

しかし重量があり、多くはアスファルトを高熱で溶かし、

シートを貼り合わせていくことで煙や臭いの発生もあるため、

一般住宅でリフォームに使用されることはありません。

適した場所:ビルやマンション陸屋根

耐用年数:15年~25年

 

防水工事も様々な施工方法があるので、

皆様のご要望やご状況を伺い、御見積をしていきますので、

お困りのことがございましたら、

いつでも何でもお気軽にご相談くださいませ!

 

次回も防水工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

㈱三景 品川区戸越5-11-4 03-5749-3955

 

 

 

 

港区Eビル バルコニー防水工事 (第1回目)

皆様、2月も下旬を迎えました!

梅も開花し、見頃となってきていますね!

近場ですと、池上梅園や御殿山庭園が梅の名所となっています!

 

さて、今回からはバルコニー防水工事をご紹介していきます。

 

施工前

施工前

不良部撤去

不良部撤去

清掃

清掃

下地処理

下地処理

 

画像は施工前・不良部撤去・清掃・下地処理です。

 

施工前は元の防水層にひび割れや汚れが付着しています。

古い防水層の劣化や損傷を完全に撤去し、清掃をしてから、

下地処理を行っていきます。

下地と新たに施工する防水層がしっかりと接着するよう、

下地の状態を整えます。

下地処理は、

防水層を長く維持するために必要な処理です。

下地処理を怠ると施工後に防水を維持することが出来ず、

不具合が発生する可能性が高くなります。

シート防水を行う時に下地処理が不足していると

シートの剥がれや下塗り材である

プライマーの密着不良が生じることがあります。

ウレタン防水やFRP防水などの塗膜防水でも、

密着不良で塗膜の剥がれや防水機能の低下が起こります。

そして、上記の状態を放置していると

内側に水が廻り始めるため、雨漏りに繋がる可能性が高くなります。

更に雨漏りが原因で、

漏水箇所にカビが発生する恐れもあります。

 

弊社は、施工で起こりうる不具合を

解消出来るよう、丁寧な施工を行っています。

 

防水のことならお任せください!

 

 

次回も防水工事をご紹介していきたいと思います。

→次回に続く

 

お困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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